平野歩夢の決勝ランの動画比較!2本目より3本目が得点高い理由は?

スノーボード・ハーフパイプ男子の平野歩夢(ひらの・あゆむ)選手、決勝3回目の滑走でスコア96を打ち出し、北京オリンピックで見事に金メダルを獲得しました!

しかし歩夢選手以外いまだ誰も成功していない大技・トリプルコーク1440を成功させ転倒もなくジャンプも高かった2回目のランの点数が91.75にとどまり、日本のtwitterのみならず、歩夢選手とトップを争っていた選手の母国のメディアからもそのジャッジが激しく批判されています

そんな北京オリンピック・ハーフパイプ疑惑の採点についてレポートします。

目次

平野歩夢の決勝2本目のランの得点が低いと話題

平野歩夢選手2回目の滑走への疑惑の採点、各国のジャッジを表にしました!

スウェーデンフランス カナダ  アメリカ 日本   スイス  
969290899690

この内、最高点と最低点は除外されて最終点が出されますが、史上最高難度と言われている歩夢選手のルーティンにアメリカが89点と評価したことによって、次に低い評価のカナダの点数が生きてしまいました

最高難易度と言われているのは、縦方向の3回転をしたのが歩夢選手だけだったからですが、ハーフパイプの採点に「回転数」という基準はなく完成度、難度、高さ、多彩さ、革新性という5つの主観的基準があるだけ、とのことなのでクレームも付けにくそうです

平野歩夢の決勝ランの動画比較

下のツイートは平野歩夢選手の2回目と3回目のランの比較です!左が2回目で右が3回目だそうです。

歩夢選手本人は「3本目は納得のランができた。」と語っていますが、2回目と3回目のランを比較すると筆者には2回目のほうが無駄のない動きに見えるし、最後と最後から3番目の着地は2回目のほうがスムーズに見えます

平野歩夢の決勝ランで2本目より3本目が得点高い理由は?

平野歩夢選手の2回目の滑走への点数が出た時に会場でブーイングが起こったらしいので、3回目のランの採点にはその影響が出たのかも知れません。

「ハーフパイプのレジェンドであるショーン・ホワイトにチャンスを与えたかったので、歩夢選手の2回目をアメリカのジャッジは89点にしておいた。しかしショーン・ホワイトが失敗をしたので歩夢選手の3回目のランの採点を低くする意味がなくなった。」という内容のアメリカ人のツイートが注目されています。

ショーンホワイトへの忖度の可能性も?

平野歩夢選手自身「2回目の採点には納得がいかなかった、怒りを感じた。」と言っていますが、これは平昌オリンピックで歩夢選手とホワイト選手がほぼ同じルーティンをこなしたのにホワイト選手のほうが高い点数をもらい優勝した、という経験が前提になっているのかもしれません。

この時のホワイト選手の得点は97.75点で、今回の歩夢選手の点より高いのですが、時代が違うので何とも言えません。ただ、ハーフパイプの採点基準の曖昧さは実感できます。

ホワイト選手との比較で語れば、平野歩夢選手のパフォーマンスはジャンプと回転がメインで滑りはそのつなぎのように見えますが、ショーン・ホワイト選手のパフォーマンスはスノーボードで雪と傾斜にズバズバ切り込んでいってその合間にジャンプやひねりを挟んでいるように見え、根本的に美学が異なっているように思えます。

まとめ

以上、北京オリンピック・ハーフパイプ疑惑の採点について考えてみました。twitterでは今回の疑惑の採点を人種差別と結びつける動きも多いようです。

たしかに黒人のスノーボード選手は少ないですが、人種的にはアジアンのクロエ・キム選手がハーフパイプ女子の絶対女王のポジションにいるのを見ると極端な意見に思えます。競技としては、採点基準の細分化・客観化が必要なのかも知れません。

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