蜂須賀明香はバイアスロンの選手で、2022年に中国の北京市で開催される冬季北京オリンピックのバイアスロン日本代表選手の一人です。バイアスロンとは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせて行う競技です。
バイアスロンの語源は、ラテン語で2という意味の『bi(バイ)』と、ギリシャ語で競技という意味の『athlon(アスロン)』を組み合わせたものです。 バイアスロンの競技はライフル銃を背負いながらクロスカントリースキーで滑走します。それだけでなく途中でライフル銃で射撃をするという2つの種目を行い、スキーによる滑走の速さとライフル射撃での命中率の正確さを競います。
そんなバイアスロン競技の日本代表である北海道出身の蜂須賀明香選手のプロフィールや身長、年齢、中学、高校、大学の事を調べてみたいと思います。


蜂須賀明香のプロフィール・経歴・年齢
名前:蜂須賀 明香(はちすか あすか)
生年月日:1992年9月26日
年齢:29歳
出身:北海道天塩町
所属:自衛隊
中学時代はバレーボールを中学時代をされ、高校からクロスカントリーを始められたそうです。才能は即座に発揮され音威子府ジュニアクロスカントリースキー大会高校女子の部を3連覇されたそうです。
大学のインカレでは準優勝と結果を残してきました。バイアスロンへ転向されたの大学卒業後に自衛隊に入隊した時だそうです。
2017年アジア大会ではバイアスロン日本代表に選出され、バイアスロン混合リレーメンバーとして出場され6位入賞を成し遂げられています。
数々の実績を残され、2018年の平昌オリンピックにもバイアスロンで出場されています。初めてのオリンピック出場は81位と成績は奮わなかったようですが、この経験を糧に北京オリンピックを目指されていました。
蜂須賀明香の所属は自衛隊
国際大会においてバイアスロン日本代表に選出される選手は総じて自衛隊体育学校所属のようです。ライフル銃を使用する特殊な競技ですから自衛隊所属になる方が練習環境も整っているのかもしれませんね。
蜂須賀明香の身長体重・スタイル
蜂須賀明香選手の身長は159cmと平均的な身長で、体重は51kgとこちらも標準的な体型です。アスリートの体つきはスマートな感じに変わってきているんですね。
蜂須賀明香選手のバイアスロン競技においてライフル射撃の命中率が強みであると語っています。安定した射撃を生かして好結果につなげてほしいです。
蜂須賀明香の中学高校大学
中学校:天塩中学校
高校:おといねっぷ美術工芸高校
大学:東海大学国際文化学部
おといねっぷ美術工芸高校はクロスカントリースキー部が全国高等学校スキー大会において男子が2004・2005・2015・2016、女子も2020にそれぞれ優勝している。ちなみに音威子府村にあるおといねっぷ美術工芸高校に入学する村外出身の生徒は住民票を音威子府村に移す事を義務付けられているようです。
東海大学は言わずと知れた名門校です。数々のアスリートを輩出しており。スキー部は全日本学生スキー選手権(インカレ)において2011~2016年まで5連覇するほどの強豪校。ウィンタースポーツに限れば、長野オリンピックスキーモーグル金メダル、ソルトレイクシティオリンピック銅メダルを獲得した里谷多英(さとやたえ)選手。平昌オリンピックカーリング銅メダルで、北京オリンピックカーリング日本代表の吉田夕梨花(よしだゆかり)選手等、国際大会で活躍する選手を多く輩出しています。
蜂須賀明香の出身地は北海道天塩郡天塩町
蜂須賀明香選手は北海道の北部、稚内市の南に位置する天塩町出身です。雪深い地域で11月頃から降雪があり、12月~2月は2メートルを超える平均積雪を記録している。雪になじみのある環境に育ったためにウィンタースポーツに必然的に関わるようになったようです。
まとめ
北海道など雪が多く、ウィンタースポーツが盛んな地域からの出場選手が多い冬季オリンピック。蜂須賀明香選手も北海道出身の選手ですし北の大地は大いに盛り上がる事でしょう。
今回は大舞台の経験も積まれ、国内大会でも結果を残されて満を持しての出場となります。
オリンピックでしか放映されていないマイナー競技の印象のあるバイアスロンですが、今大会を観戦され多くの方が興味を持たれ、競技人口が増えるきっかけになればいいなと切に願うばかりです。

