日本代表の大塚健選手が北京オリンピックのスノーボード・ビッグエアに出場しました。
そこで予選ではCABトリプルコーク1800という大技を成功させ、2位で予選通過しました。
今回はそのCABトリプルコーク1800の動画と解説、さらにそれ以上に回るクワッドコーク1800や1980についてもご紹介します。





大塚健が予選でCABトリプルコーク1800を成功
大塚健選手が北京オリンピックスノーボードビッグエアの予選でキャブトリプルコーク1800という大技を成功させ、91.50という全体での最高得点をマークしました!インタビューではこれは10月の練習以来だということでした。
決勝はフロントサイドトリプルコーク1800と今回のキャブトリプルコーク1800を挑戦するということでした。
10月以来なのにここで成功させるのは本番に強い証拠ですよね!
ちなみにCABトリプルコーク1800というのは縦3回転・横5回転です。その中のキャブというのは利き足じゃない方の足を軸足にして回転するトリックということになります。
そして予選では91.50という全員の中での最高得点でした!
大塚健のCABトリプルコーク1800の動画
こちらがキャブトリプルコーク1800の動画になります!3回目の動画がそうなります。
1回目がトリプルコーク1440、2回目がCABトリプルコーク1620、3回目でCABトリプルコーク1800と成功させました!
1回ごとに回転数を上げているのが凄いですよね。。。!
クワッドコーク1800もある!
実はビッグエアにはトリプルコーク1800のさらにその上のクワッドコーク1800というのもあるんです。
トリプルコーク1800が縦3回転・横5回転に対して、クワッドコーク1800は縦4回転・横5回転なんです。
それをXGAMEの2021で大塚健選手が手をついたものの回転は成功させています!
ちなみにこの時マーカス・クリーブランドがバックサイドクワッドコーク1800を決めて金メダルを獲得しています。
さらにクワッドコーク1980もある!
そして実はさらにその上のクワッドコーク1980まであるんです。
クワッドコーク1980は縦4回転・横5回転半ということです!
比べるとこうなります。
トリプルコーク1800:縦3回転・横5回転
クワッドコーク1800:縦4回転・横5回転
クワッドコーク1980:縦4回転・横5回転半
さらに、ボードをどう掴むかでも加点されるようです!
日本人では相澤亮さんや、角野友基さんが成功させたことがあるようです。上の動画を御覧ください。
こんなのがオリンピックでも見れたら凄いですよね・・・
北京オリンピックビッグエアの決勝
では、決勝ではどんな技が出てくるのかということですが、予選では見られなかったトリプルコークやクワッドコークが海外選手もしてくると思われます!
そうなれば、大塚健選手もそれを超えていくしかありません!ただ大塚健選手はインタビューでトリプルコーク1800と言っていたので、クワッドコークは見られないかもしれませんね。どんなトリックを見せてくれるのか、大塚健選手も海外選手も楽しみです!
ハーフパイプでは、平野歩夢選手がトリプルコーク1440が最高難度ですが、ビッグエアともなるとクワッドコーク1980までできるというのも面白いところですよね!
まとめ
ということで、大塚健選手のトリプルコーク1800の話でしたが、さらにそれ以上もあるなんてすごいですよね!
金メダルもとれそうな雰囲気なので、決勝頑張って欲しいです!




