スノーボードのビックエアでX GAMES史上最年少となる13歳6ヶ月で優勝という快挙を達成した村瀬心椛(むらせここも)さん!その後、大怪我をして1年間全く滑れないというアクシデントに陥りましたが、そこからどう立ち直ったのでしょう。
今回は、スノーボード村瀬心椛選手のプロフィール、出身や怪我、父親についてご紹介します。



村瀬心椛が北京五輪スノーボードに出場
スノーボード W杯女子ビッグエアで優勝した村瀬心椛選手が2021年11月20日、都内で行われたガールズイベントTGC teen 2021 Winterに出演し、「今シーズンはワールドカップもオリンピックもありますので、そこでいい成績を出して、オリンピックでは金メダルを獲って笑顔で日本に帰りたいと思っています」と今年2月に開催される北京オリンピックでの金メダル獲得を目標に掲げました。
村瀬心椛のプロフィール・経歴・読み方
名前:村瀬心椛(むらせ・ここも)
生年月日:2004年11月7日
身長:153cm
出身地:岐阜県岐阜市
競技:スロープスタイル、ビックエア
スポンサー:ムラサキスポーツ/BURTON/富山KINGS/SMITH/Monster Energy/PAP/GALLIUM/東京西川AIRアスリートサポート/ネクサスジュニアストリート
中学校:岐阜西中学校卒業
高校:岐阜第一高等学校在学中
村瀬心椛さんは、日本のプロフェッショナル・スノーボーダー。所属はムラサキスポーツです。両親がスノーボード好きで、弱冠4歳で自身もスノーボードを始めました。小学5年生の時にはプロ宣言。
X GAMESノルウェー大会ビッグエアに初出場で初優勝を飾っています。X GAMES史上最年少となる13歳6ヶ月で優勝したことになります。この時心椛さんが決めた技はバックサイド・ダブルコーク1260(縦2回転・横3回転半)で女子コンペティション史上初だったそうです。この大会を機に世界で有名になりました。2021年のW杯ではビッグエアとスロープスタイルの両方で優勝しました。
2歳下の由徠(ゆら)という妹さんも、2017年に大人も参加するJSBA全日本スノーボード選手権大会で準優勝しています。
村瀬心椛の出身
岐阜県岐阜市出身。岐阜市立合渡小学校から岐阜市立岐阜西中学校を経て岐阜第一高等学校スポーツコース在学中です。このスポーツコースは独自カリキュラムで、週3日は午後の授業が選択体育となっていて部活動の時間と連動しているため練習時間が十分とれるそうです。
スノーボード部はないのでスキー部に所属しています。
村瀬心椛の父親
村瀬心椛さんの父親はアスリートとか競技選手だったわけではないようですが、心椛選手が4歳の時、父親のスノーボードの滑りを見てカッコいいと思いスノーボードを始めるきっかけになったとか。お父さんは我流のスノーボーダーだったので心椛選手をキャンプに参加させました。週末はもちろん、ナイター営業のある時は平日でも村瀬選手の練習に付き合っていたそうです。
村瀬心椛の怪我について
2018年12月7日。米コロラド州キーストーンでのトレーニング中、手すり付き階段のアトラクションに突っこんでヒザの皿を割ってしまいました。右膝蓋骨骨折。緊急手術を受け、翌日には退院。
帰国してからは、学校に通いながら自宅のある岐阜から2時間半ほどかけて京都までの通院生活を続けていました。しかしリハビリ期間が1年にもなると、中学3年に進級したばかりでしたが親元を離れて治療のため渡米することにしました。アメリカでは回復スピードは一気に加速!日本では少しずつ安静に動かすリハビリでしたが、アメリカでは積極的に動かすやり方だったそうです。
しばらくはボルトが入ったまま競技をしていたそうですが、怪我を機に食生活も改善されたとのこと。
まとめ
13歳でX GAMESで優勝し、この冬のW杯ではビッグエアとスロープスタイルの両方で優勝した村瀬心椛さん。怪我で競技のできない1年を経験しましたが、北京五輪にはビッグエア、スロープスタイルの2種目で活躍を目指し、メダルも期待されています。
心椛さんがどんな技を繰り出すか、楽しみですね!


